
急性腰痛症とは、いわゆる「ぎっくり腰」の正式名称です。
主に、腰椎を支える組織が損傷することによって起こる腰痛で、ドイツでは「魔女の一撃」などというユニークな呼び名がつけられているのだとか。
確かに、魔女に強烈な一撃を与えられたような激しい痛みが突然襲ってくるものですから、経験者であれば頷けるところかもしれませんね。
ところで、急性腰痛症が起こるきっかけとしては「重い荷物を持ち上げようとした時」や「顔を洗おうと思って前屈みの姿勢になった時」「後ろから名前を呼ばれ、振り向いた時」などがあります。
ごく日常的なちょっとした動作がきっかけとなって起こる腰痛ですから、逆に言えば日々の心がけ次第で予防も可能な腰痛であるということもできるはずです。
急性腰痛症を予防する具体的な方法としては「ストレッチを習慣的に行なう」「重い荷物を持ち上げる時は一気に持ち上げるのではなく、立て膝をして段階的に立ち上がるようにする」「前屈みの姿勢になる時は、膝や股関節を軽く曲げるようにする」といったことが挙げられます。
特に急性腰痛症を一度患ったことのある方であれば、なおさら再発の可能性も高まりますから、常に「腰に負担をかけないよう」意識して行動することが肝要であるといえるでしょう。
それでは、急性腰痛症になってしまった場合には、一体どうすれば良いのでしょうか?まずは横になって、患部を冷やします。
10分冷やしたら冷却材を一旦離し、10分放置し、さらにまた10分冷やします。
これを3~4セット程度繰り返しましょう。
ただし、これはあくまでも応急処置に過ぎません。
痛みが続く場合や、少しでも回復を早めたい場合には、医療機関での診察を受ける必要があります。
なお、痛みが治まったからといって、またすぐにハードな動作を行なうのは厳禁です。
「いつまた再発するか分からない」という気持ちを持って、腰を大事にいたわりながら生活しましょう。
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