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腰椎椎間板ヘルニアとは?

腰椎椎間板ヘルニアとは?

私たち人間の背骨は、椎骨が積み重なった状態で構成されており、その椎骨の間にはクッションの役割をする「椎間板」が挟まれています。

この「椎間板」の中央にある髄核が、周囲にある組織の裂け目から飛び出して神経を刺激することによって起こる腰や下肢への痺れといった症状を引き起こす病気が「腰椎椎間板ヘルニア」です。

主な症状としては「下肢の痺れや痛み」「下肢の感覚が鈍くなる」「足に力が入らない」といったものが挙げられ、悪化すると「おじぎの動作がとれない」といった状態になることもあります。

腰椎椎間板ヘルニアの原因としては「仕事などで日常的に同じ動作が続く」ことが挙げられ、車の運転をする仕事の方や、デスクワークの方などに特に多い病気であるといわれています。

腰椎椎間板ヘルニアが起こった場合には、まず腰に負担をかけないよう横になることが大切です。

仰向けになり、膝の下に折った座布団を敷くなどして「足の位置を高くする」ことで症状が楽になることもあります。

そして、やはり肝心なのは「医療機関へ行く」ことです。

医療機関を受診すると、痛み止めが処方されるほか「牽引」が行なわれます。

「牽引」とは、腰痛の患部である骨盤を専用の機器を用いて引っ張る治療法で、一定時間引っ張った状態を持続させる「持続牽引」と引っ張ったり緩めたりを繰り返し行なう「間欠牽引」の2種類があります。

一般的に「持続牽引」は入院治療に「間欠牽引」は通院治療に用いられることが多いようです。

なお、痛みが強い場合には手術も行なわれます。

腰椎椎間板ヘルニアの主な手術法としては「LOVE法」「内視鏡下ヘルニア摘出術(MED法)」「経皮的髄核摘出術(PN法)」といったものがあります。

1つ目の「LOVE法」とは、全身麻酔をかけて行なう手術で、背部を5cm程切開し、腰椎の一部を削って神経を圧迫している髄核を取り除く方法です。

手術時間としては30~60分程度が一般的で、ヘルニアの手術としてはもっともよく行なわれている方法であるといえます。

次の「内視鏡下ヘルニア摘出術(MED法)」も同じく全身麻酔をかけて行なう手術で、内視鏡を使って髄核を摘出する手術です。

切開の範囲が1.5cm程度で済むため傷口が目立たず、術後の痛みも少ないというメリットがあります。

3つ目の「経皮的髄核摘出術(PN法)」は、局所麻酔を用いる手術です。

X線透視の下、背中に4mm程度の管を通し、そこから鉗子を入れて髄核を切除します。

手術時間は30分~60分程度で、欧米では日帰り手術として広く浸透している方法です。

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