
背骨は24個の椎骨によって成り立っています。
椎骨には管のように空洞になっている部分があり「脊柱管」と呼ばれていますが、この中には名前の通り「脊髄神経」の束が通っています。
この「脊柱管」が狭くなり、神経を圧迫した状態が「腰部脊柱管狭窄症」であり、腰痛や坐骨神経痛といった様々な痛みが引き起こされる病気です。
腰部脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭いことが第一の要因となりますが、ただこれだけで症状が出るものではありません。
脊柱管が狭いという素因に、腰椎分離症や腰椎分離すべり症といった新たな因子が加わることによって、はじめて発症するものです。
腰部脊柱管狭窄症の特徴は、歩行時に顕著に表れ「歩くと腰痛や下肢の痛み・痺れが生じ、少し休むとまた歩けるようになる」という特徴があります。
これは「間欠性跛行」と呼ばれ、重症の場合には50m程度歩いただけで、もしくは5分程度立っていただけでも症状が出るようになるものです。
とはいえ、ほんの少し座ったりしゃがんだりと前屈みの姿勢をとるだけで脊柱管が広がるため、再び立ったり歩いたりすることが可能になります。
腰部脊柱管狭窄症の診断は、レントゲンやMRIによって行なわれます。
治療法としては、消炎鎮痛剤や血流改善薬といった「内服薬」が主流ですが、思ったほど効果が得られない場合には「神経ブロック」や「牽引」「温熱療法」を併用することもあります。
これらの治療を3ヶ月程度継続しても改善が見られない場合に適用されるのが「開窓術」「椎弓切除術」「脊柱管拡大術」といった手術です。
1つ目の「開窓術」とは、腰椎を形成する椎弓の一部を取り除く方法、2つ目の「椎弓切除術」は、椎弓を全摘出する方法、そして3つ目の「脊柱管拡大術」は脊柱管を広げて圧迫を和らげるという方法をいいます。
手術法は神経の圧迫具合や病状によって選択されますので、担当医とよくご相談の上、納得のいく方法を探しましょう。
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背骨は24個の椎骨によって成り立っています。 椎骨には管のように空洞になっている部分があり「脊柱管」・・・・

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